王子生協病院・看護部・看護奨学金紹介動画

先輩インタビュー動画

王子生協病院看護学生室のブログ

どんなときも

共通
こんにちは。
事務の吉野です。

年の瀬も迫り、寒さもいよいよ本格的になりましたね。

早いもので色々なことがあった2020年から新たな年を迎えようとしています。

今年はこれまでの業務に加えて新たに発生したことが数多くあり、
そのうちの一つが環境清掃です。
感染拡大を受け、これまで以上に環境清掃の回数の増加。
看護師さんやケアワーカーさんは他の業務で手いっぱいの為、手が回らない状態です。
その状況を受けて、日に2回の環境清掃の内、1回分を7月から支援に行っています。



手すり、ドアノブ、洗面台、デイルーム(机・椅子)、トイレ、カンファレンス室(会議室のこと)
ベッド柵、ナースコール、テレビ台などなど
主によく手が触れる箇所を清掃しています。
最初は指定された箇所を重点的に拭いていましたが、徐々に看護師さん、リハさんが患者さんと一緒に
連れ立っている場面を見て、具体的にどういったところを綺麗にする必要があるのか。
手すりにつかまりながら歩行しているときはどの部分を持っているのか。
ベッドから起き上がる時はどの部分を持っているのかなど、使用する人の立場に立って考えながら、
気持ちよく利用してもらえるように環境清掃をすることを意識して行うようになりました。

そのように感じながら環境清掃が出来たのは、
看護師さんの患者さんに対する思いやりの場面を実際に目にすることができたからだと思っています。
階毎に特徴や雰囲気があるのですが、
4階の緩和ケア病棟では大きな声で、ゆっくりと、はっきりと丁寧に接しているところ
3階の回復期リハビリテーション病棟では、忙しく動きがある中でも患者さんの希望をしっかりと聞いて迅速に対応している所
6階の地域包括ケア病棟では、ナースコールの頻度が他の病棟に比べ多いと感じたのですが、鳴るとすぐに駆けつけテキパキと処置にあたっていました。


なにより嬉しかったのは患者さんからの
「ありがとう」「ご苦労様です」という言葉を直接頂けたことでした。
看護師さん、他職種の方からも、いつもお礼の言葉や挨拶もしてくれます。
今、自分に出来る事は些細なことかもしれませんが、このように言葉をかけてくださることで
少しは病棟の支援に繋がっていればという想いと、
今後も継続していくことで、一職員としても支えていきたいと思っています。

改めて看護師さんに対して
どのような状況下においても一生懸命、患者さんにひたむきに向き合っている姿を見て
尊敬の気持ちでいっぱいです。

また、そのような看護職を目指している学生のみなさんのことも改めて尊敬しています。
そして、そんな皆さんをこれからも応援していきます。


日々、実際に当院の看護師がどのように働いているのか。
限られた時間の中でも実際に直接見ることができたことは、大変貴重な機会となりました。
今後学生のみなさんにお伝えすることで当院の魅力をアピールできたらなと思います。

みなさんも良いお年をお迎えください。
2021年もどうぞよろしくお願い致します。