授業や実習を大切にし、そこで得たことを自分自身の成長に繋げていけるようにしたいです
A大学 3年 Y・Sさん
Q1.看護師になろうと思ったのはどうしてですか?
僕はもともと臨床工学士を目指していましたが、幼い頃からの友人が高校生の時に癌を患い、亡くなりました。
その友人が入院中にお見舞いに行った際に、何度も看護師さんとお話しをする機会があり、患者さんのより近いところで生きることを支援をする看護師の意義を感じ、急遽、看護師を志すことに決めました。
Q2.奨学生になったきっかけを教えて下さい。また、奨学生活動の内容を教えて下さい。
学校の進路担当の先生に学費や奨学金の相談をした時に、将来、自分のやりたいことや適性なども含め、王子生協病院を薦めてもらったのがきっかけでインターンシップを行い、奨学生になることを決めました。
奨学生の活動は、月に1回の看護奨学生会議があり、同じ法人の奨学生たちと一緒に毎月違う内容で学習をしています。
また年に2回、他法人の看護学生と学習や交流する機会があり、そこで仲良くなった学生同士で今も交流しています。
Q3.学校生活や勉強について教えて下さい
僕の大学では、男子学生は1割ほど在籍しています。1年生で解剖生理等の基礎を学び、2年生で実践に向けた技術習得を学んだ後、実習に出ます。
実習は4年生前半まで続きます。
Q4.将来はどんな看護師になりたいですか?
僕は将来、緩和ケアで働く看護師になりたいと思っています。
患者さんの人生の中で、僕が看護師として関わる時間はほんの少ししかありませんが、患者さんとその家族の望むことを理解し、目的と根拠を持った看護を提供したいです。また、患者さんがその人らしく生きる上での支援をし、この看護師がいて良かったと思ってもらえるようになりたいです。