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王子生協病院看護学生室のブログ

2年ぶりの ~前編~

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こんにちは。
連日の雨模様から一転、
ここ最近は連日の夏日ですね。
衣替えは済みましたか?


『お金のあるなしで医療に差別があってはならない。
すべての人の命は平等である』

という理念を大事にしている
他医療機関の仲間と
普段から様々な企画や勉強会を
実施しているのですが、
先月半ばに
「Let’s Learn of Life」
(以下、略してLLL(スリーエル))
という「命」について考える合同学習企画がありました。
今日はその時の様子を前編・後編に分けてお届けしたいと思います。



例年だと参加者である奨学生が
(奨学金制度を利用している看護学生さんのこと)
自ら学びたい・興味のあるテーマを決めて、
企画の立ち上げから当日の運営まで行う
一大イベントなのですが、
去年は中止、今年はオンライン開催となりました。

(例年はこんな感じ)



今年は
「最期まであんしんして住み続けられるまちづくりとは」
をテーマに地域包括支援センター長からメイン講演をして頂きました。

内容は
一人暮らしのがん末期のTさんの事例から始まり、
地域で暮らす住民の方々と一緒に、
支え合い見守り続ける為にはどうしたら良いか。
今後高齢化社会が進み認知症患者さんも増えていく一方、
医療機関だけではなく、地域としてサポートしていくために
声かけの仕方など
具体的な方法を実際に街に出て取り組んでいるとのことでした。

例えば、
夏なのにダウンジャケットを着ている。
毎日同じものを明らかに必要以上に買いに来る。
など。

あれ?と思ったときは
背後から声を掛けずに正面に回り込んでから話しかけるなど
わかりやすく、すぐに実践できる方法も教えて下さいました。


参加者からは

「普段意識しないとそういった情報は届きにくかったり、
届いていても関心が低かったりもするのではないか。
地域全体としてこの問題に一人一人が
当事者意識を持っていければ
地域医療の質も高まると感じた。
そのためにはどうしたらいいか、
看護師を目指す者として考えていかなければいけない。」

など
グループ毎に分れてそれぞれ感想を出しあいました。
最初はオンラインで
各々緊張していた部分もありましたが、
徐々にほぐれてきて活発に意見交換を行えていました。


そして、



~後編へ続く~